toggle
2019-10-20

「共有する」こと

私のmacが、レジ横に移動になり、
客席の片隅に、私の空間もお邪魔しました。

お客様が過ごす空間と、
私たちが過ごす空間が、
少し歩み寄ったような。

 

最近の夫婦間での合言葉が「いい店だね」になっています笑

以前より、店舗の方により足を運ぶことが多くなりました。
お客様がいなくなると、客席に足を運び、キョロキョロ。
ここはこうするといいかな。こうしたいな。

ここは、お客様に、より心地よく過ごしていただく場所でもあり、
私たちにとっては仕事場でもあります。

控室は、狭く寒くても、
お客様の空間が素敵であればいい。

どこかそんな風に過ごしてきた感があります。
客席は客席。調理場、控え室が仕事場。
私自身が、この空間を楽しめていないような。
それはまだまだ、過ごした年月も少なく、
馴染めていなかっただけかと思います。

だいぶ昔に、googleのオフィスをネットで見たことがあります。
明るくて自由で、素敵な空間でした。
その空間がずっと頭の片隅に残っています。

仕事をする空間って、本当に大事だと思います。
自分たちが心地よく仕事できる空間であることがこの「店」を作り上げている。

田島に住まいを移し、この店に毎日通うようになり、
ジーママの12年を大事にしながらも、
私自身の空間を作りながら、馴染んでいく。

 

 

本のコーナーも作りました。
私たちが好きな本を、ここに並べています。
少しでもみなさんと本の楽しみを「共有」できたら嬉しいです。
そのほかの本も、少しづつ整理していこうと思います。

先日、店主しおりが実行委員を務めるBook! Book! AIZU! のイベントで、
ほんのわトークイベントがありました。
田村市より絵本屋「石川屋」の石井修一氏をお招きして、お話を伺いました。
これはまた別でブログを書こうと思っています。

その中でとても印象深かったのは、
本を読むことは、インプットではなくアウトプットだということ。

本を読む喜びは、作者との対話、そしてそれを「伝える、共有する」ことだと。

もともと本の苦手な私は、
本を読むことにとても抵抗を感じていました。
本にまつわる話はこちらから

本を読むことは、作者との対話、学ぶこと
黙々と、1人作業 だと思っていたからです。

「伝える・共有する」
そんな大好きなワードを聞いたら、
なんだか突然、本の楽しみが広がったように思いました。

染み付いてしまった苦手意識は、
わかっていても、なかなか抜け出すことができません。
でもその分、向き合ってる時間は長いんだと思います。
だからきっと、何かのきっかけさえつかめば、そこからはとても自由になれる。
そんな気がします。

 

レジの位置が変わり、1ヶ月が過ぎました。
店内に入ってからレジまでの導線もわかりやすく、
スコーンやテイクアウトでのお客様が、よりお買い求めしやすくなったかと思います。

 

スコーンのテイクアウトを強化したいので、
先日黒板をどーんと外に設置しました。

それもあってか、ジーママのスコーンが定着してきたのか、
季節的にも、テイクアウトでのお買い求めが増えてきました。
オンラインストアも動き出してきました。

ありがとうございます!!

 

「共有する」

それは空間であったり、物であったり、時間であったり、価値観であったり。

CAFE JI MAMA/hitotsubuで、私たちがしたいこと

日々、目的があって、配置を変えたり、システムを変えたり、
様々なことを試しています。
それはもちろん、私たちが好きなこと、楽しいことを
伝えたいから。

 

スコーンが美味しい
コーヒーが美味しい
カレーが好き
この空間が好き
読みたい本がある

何か一つでも、共感し、共有できることがあったら
嬉しいです。

 

 

 

タグ:
関連記事