toggle
2022-09-22

いがらしけのだいすけさんがこころをこめて!

6歳の息子からのプレゼント

遂にカレーが完成した。気づけば7年も掛かっていた。勿論仕込みの話ではなく、理想の味のカレーが完成したという意味だ。

ある日突然知人から送られてきたカレーを口にした瞬間からこの物語は始まった。物語と言えば大袈裟に聞こえるかもしれないが、何せ7年もかかったのだから僕からすれば重大な事件だ。

そのカレーのあまりの美味しさに僕は次の日から早速同じ味わいを出そうとカレー作りに励んだ。最初に作ったカレーから結構似ている味わいが出せたので、上手くいくかと思っていたが、そうは問屋が卸さない。

何度作っても同じ味わいが出せず、苦悩する日々が続いた。7年も。

本家にレシピを教えてもらうわけにもいかないので、ひたすら試行錯誤した。ネットの情報も調べ尽くした。それでも上手くいかなかった。近いけど何かが決定的に違うのだ。

しかし、蓋を開けてみればなんて事はなかった。本家のオーナー様が公言していた作り方そのまま作れば良いだけだった。ただし、分量や配合はテストして微調整を繰り返し、ここまで辿り着いた。

僕はなんでこのカレーに手を出してしまったのだろうと本気で嫌になる時もあった。しかし諦めずに絶対に辿り着いてやるとなんとか持ち堪えた。

大袈裟に聞こえるかもしれないが、僕はこのカレー、そう、サリサリカリーを本気で愛している。そして、僕なりにそこに辿り着く事が出来たと今は満足している。

あの時突然カレーを送って来てくれた知人、そしてサリサリカリーさん、本当にありがとうございました。これからも頑張ってこの味を大切にして、たくさんの方に食べてほしいと思っています。

よくやった、オレ!

7年かかりました

タグ:
関連記事